作業環境とエディタ使用感

日々鍛錬!!ゲーム開発ライフ

作業環境とエディタ使用感

こんにちは、こんばんは。

UnityとUnrealEngine5にてゲーム開発を行っている「Exceliaゲーム開発部」の部員Eです。

本日の更新は、何を書こうか迷ったのですが、自分の使用しているPCについて書こうかと思います。

どんな環境で開発しているか載せておけば、誰かの参考になるかなと思いますがどうなんでしょうか。

同時に、そのスペックでのUnityやUnrealEngine5の使用感も書ければと思います。

*役立つかはわかりませんが、個人的感想なので参考程度で見て頂けると嬉しいです。


PCスペック

◆OS         Windows11

◆CPU        Intel Core i5-12400(2.5Ghz)

◆メモリ       DDR4 48GB(16GB*3)

◆HDD        M.2 SSD(Nvme 2TB)

◆グラフィックボード GeForce RTX3060Ti(GDDR6 8GB)


まずは、M.2 SSDは良いというお話

HDDからSSDに換装しただけでもかなり高速でしたが、

M.2 SSDに換装し直してからUnity・UnrealEngine共に動作が安定して、

尚且つ処理も高速になった気がしました。

特に外付けHDDへのデータ移動がSSDよりも高速になり、

200GB近くあるゲーム開発ファイルの転送が、

HDD→HDDの時は5~6時間SSD→HDDは3~4時間かかっていたのが、

M.2 SSD→HDDは1~2時間程度で終わるようになったのが嬉しいですね。

*全ての環境でこの移動速度が出るとは限りません。

現在の自分の運用は、M.2 SSDM.2 SSDで行っていまして、30分程度で移動が完了しています。

100GB程度なら15分もかからずに移動が終わります。

速さは正義ですね。

以上の事から、個人的にはゲーム開発で大容量ファイルを使用する方には、

M.2 SSDをオススメしたいです。

更に言うと、Gen3×4よりも高速なGen4×4がオススメです。

ベンチマークスコアとかは詳しくないのでここでは省きます。

メモリはいずれ64GBや128GBにできればと思いますので、

環境が変わったら、また使用感を記述したいと思います。

長くなりましたが、現状のマシンスペックでの各ゲームエンジンの使用感を書きます。

Unity使用感

低スペックPCでも一応動くだけあって、キビキビと動きます。

現在開発中の「URP」プロジェクトでは70~80FPS位を推移しています。

(制作中ゲームの内容は後日公開させて貰います)

木のオブジェクトやアニメーションする敵キャラクター等を大量に配置していて、

上記FPSがエディタ上で出るのでなかなか快適です。

更に、M.2 SSD導入後はクラッシュして落ちる頻度も少なくなりました

(URPはHDRPより元々安定していましたが・・・)。

対して、試験開発している「HDRP」プロジェクトでは60~70FPS位を推移しています。

なんだかHDRPプロジェクトはURPプロジェクトに比べ、

大量に木や草などのオブジェクトを配置すると重くなります。

こちらは、上手いことLODを使ったりして負荷を下げないといけないかもしれません。

ただ、URP同様にエディタは安定感が増したような感じがしました。

M.2 SSD最高です。

ありがとうございます。

UnrealEngine使用感

一ヶ月間使い込んできたUnrealEngine5。

色々な企業で採用されているだけあり、光の表現が綺麗で最高ですが、

自分のマシンスペックだと重い時がありました。

特に広大なオープンワールドつくるぞおおぉ!!と意気込んで、

とんでもなく広いワールドを制作していたら、レンダリングの待ち時間がちょこちょこと現れ、

そのうち限界が来たのかGPU関係のクラッシュの嵐に!!

そこまで広くないワールドを作る場合は良いかもしれませんが、

とんでもなく広いワールド(スカイリムやゼルダの伝説みたいな広さ)を作る場合は、

もっとGPUを良い物にした方が無難そうです。

GPUメモリが足りないよ!みたいな警告がよく出てきたので、

GPUは良いものにしようという教訓でした。

RTX3060Tiのグラフィックメモリ8GBでメモリが足りないっぽいので、

メモリを12GBくらい積んでいるグラフィックボードがいいのかもしれません。

また、やり方によっては軽くできるのでしょうが、

UE5初心者のためワールド設定をいじってレンダリング品質を落としたり、

ビューポートのフォグ表示無くしたりとか位しか対策が思いつきません。

ただ、重い処理を行った場合、Unityでは間違いなくクラッシュして落ちていたのですが、

UE5は待っていれば処理をしてくれて、Unityに比べそこまで頻発してクラッシュしませんでした。

UE5はタフですね。

また、UE5は綺麗な上に新機能のNaniteが強力みたいで、PIEで70FPSが出ていました。

木を大量に配置すると流石に50~60FPS位になりましたが、Nanite強力です。

今回は以上です。

ゲーム開発する同志の方の、マシン構築の一助になれれば幸いです。

今日も明日もより良い開発ライフを!!

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